メリット
(1)定年退職前に住宅ローンを完済できるので、老後も安心
(2)返済期間を長く設定して、月々の返済額を抑えることができる
たとえば、28歳で35年のローンを組んだ場合、定年を迎える頃には63歳。繰り上げ返済を行っていれば、定年前に完済できている可能性が高いでしょう。早めに住宅ローンを完済できれば、退職金を老後資金に回すことができますし、資金計画も立てやすくなりますね。
住宅ローンの返済期間を長く設定すると、月々の返済額を抑えることができます。まだ年収が安定していない20代にとっては大きなメリットになりますね。
デメリット
(1)将来、何人家族になるのか想定して、物件 を選ぶ必要がある
(2)年齢的に年収が低いことが多いので、住宅予算が少なくなる
20代はまだ就職して間もなく、年収が安定していない方がほとんどです。また、結婚はしたけれど子供はまだ生まれていないか、未就学児である場合が多い年代でしょう。将来何人家族になるのか想定した広さの物件を選ばなければならないのは少し大変かもしれません。
そして、(2)のデメリットに関しては、夫婦の年収を合算して住宅ローンを組むことで住宅予算(物件購入にかけられる予算)をUPすることは可能です。また、親や祖父母から資金援助を受ける方法もありますが、その際は、相続税に注意してくださいね。
30代で購入する場合
メリット
1)20代よりも年収が安定してくる年代なので、買える物件の幅が広がる
(2)家族構成の見通しが立ちやすいので、物件が選びやすい
30代は20代に比べて、年収が安定している年代です。年収が上がれば、住宅予算もUPします。買える物件の選択肢が増えるのは大きなメリットですよね。住宅ローンの審査も通りやすく、「年収が上がるまでマイホームを購入するのは待つ」という方も多いです。
また、20代は家族構成が未知数なので物件選択が難しいですが、30代は見通しがついている方も多いので、家族数に合った物件を選択しやすいという点もメリットです。
デメリット
(1)ライフスタイルが変化する可能性がある
(2)転校や引っ越しなどで、子供がストレスを感じることもある
メリットでは「家族構成の見通しが立ちやすい」と説明しましたが、まだまだ若い30代。子どもが2人目、3人目と生まれたり、職場で異動や転勤が決まったり、予定とは違うことが起こりうる可能性がまだまだありますよね。
また、子どもが卒業、入学するタイミングで家を買うことを検討されている方も多いかと思います。子どもの年齢によっては転校や環境の変化が大きなストレスになることもあるのでタイミングが重要かもしれません。
40代で購入する場合
メリット
(1)頭金を多く用意できるので、住宅ローンの総返済額を減らせる
(2)仕事やライフスタイルが安定しているので物件が選びやすい
30代までは転職が多かった方も、40代になると勤務先が安定している方がほとんどかと思います。ライフスタイルの変化も20代、30代よりも大きな動きはない年代ですので、物件が選びやすいこともメリットのひとつですね。
デメリット
(1)子どもの独立後に購入する場合は、小規模マンションでもよい
(2)自分好みの家づくりができる
子どもがいると、どうしても家の広さや間取りなどを優先してしまいますが、子どもの独立後にマイホームを購入する場合は、夫婦二人で済む小規模マンションでちょうど良くなります。家の雰囲気も自分好みにできるので、老後はどのような家が暮らしやすいか考えるのも楽しそうですね。
デメリット
1)住宅ローンを組むことは難しい
(2)老後の資金計画はどうする?40代の項目でも解説しましたが、45歳を過ぎると住宅ローンを組むことが難しくなります。ポイントは、完済時の年齢(80歳までに完済できるのか)と、団信の加入、年収です。50代は定年退職まであと少し。貯金はたくさんあっても、若い頃と同じ年収の方は少ないでしょう。仮に住宅ローンの審査に通ったとしても、定年退職後はどうやって住宅ローンを返済していくのかが課題となりますし、老後の資金繰りはどうするのかも考えなくてはいけません。
まとめ
今回の記事では、年代別にマイホームを購入する時のメリットデメリットを解説しました。何歳でマイホームを購入してもメリットデメリットはあります。買いたい物件が見つかったのなら、買える状況(年収や健康面など)であれば、何歳であってもそこがベストタイミングかと思います。
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