

建ぺい率とは土地面積に対する建築面積の割合を示す数値です。
たとえば300㎡の土地に180㎡の建物があった場合、建ぺい率は60%となります。
ここで言う建築面積とは建物を真上から見た際の面積のことであり、階数や内部の構造は関係ありません。
建ぺい率の上限は都市計画や安全性に配慮して行政により定められており、その数値内で建築をおこなう必要があります。
駅周辺のビル群などでは建ぺい率100%の土地も存在しますが、これは商業地域として使用目的が設定されている場合です。
こういった地域では、建ぺい率が低いと利用価値も少ないと思われてしまいます。
一方、住宅地などでは建ぺい率が50%程度の地域も多くあります。
建ぺい率の低さは一見すると魅力がないように思われますが、これは風通しや防災性能を考えて設定された数値です。
あまり過密に建築しても閉塞感が生まれてしまうため、住宅地に関しては建ぺい率の低さは難点というわけではないんです。
建築に一定の基準がある防火地域や角地では建ぺい率が緩和されることもあるので、気になる場合は地域の都市計画図を参照してみると良いでしょう。
容積率とは土地面積に対する延べ床面積の割合を指す数値です。
たとえば200㎡の土地に1階の床面積が80㎡、2階の床面積が60㎡の建物があった場合、容積率は70%となります。
容積率も建ぺい率と同様に行政が都市計画に基づいて上限を決定する数値です。
容積率を定める目的としては、過度に高い建築による日照問題や人口過密による居住環境の悪化を防ぐことが挙げられます。
建ぺい率と容積率の上限を設定することで、その地域の建築物の形状が統制されています。
また容積率は面している道路の幅にも影響を受けるほか、建築の高さは地域の高度指定によっても制限されるのです。
建ぺい率と容積率次第で建築可能な建物の形状は異なってくるので、不動産を購入する際は事前に下調べをしておくと良いでしょう。
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