皆さんこんにちは!オヤスク.comです。
マイホーム購入は人生の中でも大きな買い物です。
住宅ローンを利用する方が多いと思いますが、住宅ローン控除という、お得な制度をご存知でしょうか?
そこで今回は、足立区・葛飾区を中心に城東エリアでの新築購入をお考えの方に、住宅ローン控除について詳しく解説します。
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除は、マイホームを購入した方が、支払った住宅ローンの利息の一部を所得税から控除できる制度です。
マイホーム取得を促進し、住宅ローン負担を軽減することを目的としています。
住宅ローン控除額の計算方法
住宅ローン控除額は、以下の式で計算されます。
住宅ローン控除額 = 住宅ローン年末残高 × 控除率 × 所得税率
住宅ローン年末残高:年末時点の住宅ローンの残高
控除率:所得に応じて0.1%、0.4%、1.0%の3段階
所得税率:所得に応じて5%、10%、20%、30%、40%の5段階
《例》
住宅ローン年末残高が3,000万円で、控除率が1.0%、所得税率が20%の場合、住宅ローン控除額は6万円となります。
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住宅ローン控除の控除率・限度額・控除期間
控除率、限度額、控除期間は以下の通りです。
控除率 限度額 控除期間
0.1% 年間40万円 10年
0.4% 年間20万円 10年
1.0% 年間40万円 10年
※ 2023年12月31日までに建築確認済みの新築住宅については、上記に加えて、控除期間が1年延長される特例措置があります。
住宅ローン控除の種類
住宅ローン控除には、「年末残高方式」と「ローン年末残高の10分の1に相当する金額」の2種類があります。
①年末残高方式は、年末時点の住宅ローンの残高に基づいて控除額を計算する方法です。
②ローン年末残高の10分の1に相当する金額は、住宅ローン年末残高の10分の1を控除額とする方法です。
どちらを選択するかは、ご自身の状況によって異なります。
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住宅ローン控除の要件
住宅ローン控除を受けるためには、以下の要件を満たす必要があります。
・居住用財産を新築または取得する
・一定基準以上の床面積を有する
・一定基準以下の所得である
・住宅ローンを利用する
・確定申告を行う
住宅ローン控除の手続き
住宅ローン控除を受けるためには、以下の手続きが必要です。
確定申告時に、「住宅ローン控除申告書」を提出する
金融機関から発行された「住宅ローン年末残高証明書」を添付する
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【住宅ローン控除が使えないかも?】その建売、買う前に確認してください!
2024年以降、住宅ローン控除を受けるためには、省エネ性能が必須要件となります。
購入を検討している建売住宅が、省エネ性能基準を満たしているかどうか必ず確認しましょう。
確認方法
・建売住宅の販売業者に確認する
・物件情報に記載されている「建築確認済証」を確認する
買おうとしている物件は住宅ローンが使える?
住宅ローン控除を受けるためには、住宅ローンを利用する必要があります。
すべての物件が住宅ローンを利用できるわけではありません。
購入を検討している物件が、住宅ローンの対象となるかどうか必ず確認しましょう。
確認方法
・不動産会社に確認する
・金融機関に事前審査を申し込む
なぜ「省エネ基準」の適合が必要に?
地球温暖化対策として、省エネ性能の高い住宅の普及が推進されています。
住宅ローン控除は、省エネ性能の高い住宅の購入を促進するための政策の一つです。
まとめ
住宅ローン控除は、マイホーム購入の負担を軽減するお得な制度です。
それぞれの要件や手続きを理解し、あなたにとって最適な活用方法を見つけてください。
賢く活用してマイホーム購入を成功させよう!
住宅ローン控除とすまい給付金は、マイホーム購入の負担を軽減するための重要な制度です。
これらの制度を賢く活用することで、よりお得にマイホームを購入することができます。