
新築戸建ての購入を考え始めたとき、多くの方が最初に不安を感じるのが「何から始めればよいのか分からない」という点です。
新築戸建ての購入には、物件探しだけでなく、住宅ローンの事前審査、
現地見学、購入申込み、重要事項説明、売買契約、住宅ローン本審査、
建物確認、残代金決済、鍵の引渡しなど、複数の手続きがあります。
流れを知らないまま進めると、
「気に入った物件が見つかったのに住宅ローンが通らなかった」
「諸費用を把握しておらず、契約時の現金が足りなかった」
「購入申込みを急かされ、十分に確認せず契約してしまった」
「仲介手数料だけで100万円以上かかることを後から知った」
といった失敗につながる可能性があります。
一方、購入の順番と各段階で確認すべきポイントを理解しておけば、
初めてのマイホーム購入でも落ち着いて判断できます。
新築戸建て購入の基本的な流れは、次のとおりです。
- 購入条件と予算を整理する
- 住宅ローンの事前審査を受ける
- 新築戸建てを探す
- 現地見学をする
- 購入申込みをする
- 売買契約を締結する
- 住宅ローンの本審査を受ける
- 引渡し前の建物確認をする
- 残代金決済と登記を行う
- 鍵の引渡しを受けて入居する
一般的には、物件を見つけてから引渡しまで1か月から2か月程度で進むケースが多くなります。
ただし、未完成物件、住宅ローンの審査状況、売主の都合、
買主の現在の住まいの退去時期などによって期間は変わります。
この記事では、新築戸建てを仲介手数料無料で購入できるオヤスク.comが、
購入準備から入居までの流れ、必要書類、支払う費用、注意点、よくある失敗を分かりやすく解説します。
第1章 新築戸建て購入の全体的な流れ
新築戸建ての購入は、大きく分けると次の4段階で進みます。
購入準備
最初に、購入希望エリア、予算、間取り、駅からの距離、入居希望時期などを整理します。
同時に、住宅ローンでいくら借りられそうかを確認します。
物件選び
不動産ポータルサイトや不動産会社から物件情報を集め、気になる新築戸建てを現地で見学します。
建物だけでなく、周辺環境、道路、日当たり、騒音、学校、買い物施設なども確認します。
契約と住宅ローン
購入する物件が決まったら購入申込みを行い、売主と条件がまとまれば売買契約を締結します。
その後、住宅ローン本審査と金融機関との契約を進めます。
決済・引渡し・入居
引渡し前に建物の傷や設備の不具合を確認します。
最終日に残代金を支払い、登記手続きを行い、鍵を受け取れば購入手続きは完了です。
この流れの中で重要なのは、物件を探す前から資金計画を立てておくことです。
新築戸建て購入で失敗する方の中には、物件価格だけを見て判断し、仲介手数料、
登記費用、住宅ローン費用、火災保険、固定資産税の清算金、引越し費用などを計算していないケースがあります。
購入時は、物件価格ではなく、諸費用を含めた総額で考える必要があります。
STEP1 希望条件と購入予算を整理する
新築戸建て購入の第一歩は、物件検索ではありません。
最初に行うべきなのは、家族の希望条件と購入予算を整理することです。
希望条件を優先順位で分ける
希望条件をすべて満たす物件が見つかるとは限りません。
そのため、条件を次の3つに分けておくと、物件選びが進めやすくなります。
絶対に譲れない条件
例えば、次のような条件です。
- 子どもの学区を変えたくない
- 駐車場が必要
- 3LDK以上必要
- 通勤時間を1時間以内にしたい
- 1階にリビングが必要
- 親との同居に対応できる間取りが必要
できれば欲しい条件
- 南向き
- 駅徒歩10分以内
- 角地
- 床暖房
- 食器洗浄乾燥機
- リビング階段
- 収納が多い
- バルコニーが広い
妥協できる条件
- 駅までの距離
- 建物の外観色
- 部屋数
- 土地の形
- 1階リビングか2階リビングか
- 完成済みか未完成か
希望条件を整理するときは、夫婦や家族で優先順位を共有しておくことが大切です。
見学を始めてから意見が分かれると、良い物件が見つかっても判断できません。
借りられる金額と返せる金額は違う
住宅ローンでは、「金融機関が貸してくれる金額」と「無理なく返済できる金額」は同じではありません。
審査上は高額の借入れが可能でも、次の支出を考えると返済が苦しくなることがあります。
- 教育費
- 車の購入費や維持費
- 固定資産税
- 建物の修繕費
- 火災保険
- 生活費
- 老後資金
- 家具・家電の買い替え
- 金利上昇による返済額の増加
毎月の返済額だけでなく、購入後も貯蓄を続けられるかという視点で予算を決めましょう。
頭金ゼロでも購入できる?
頭金ゼロで新築戸建てを購入できるケースはあります。
物件価格の全額を住宅ローンで借りる方法をフルローンといい、
諸費用まで借りる方法をオーバーローンと呼ぶことがあります。
ただし、誰でも利用できるわけではありません。
年収、勤続年数、勤務先、他の借入れ、信用情報、物件の評価、返済負担率などによって審査結果が変わります。
自己資金をあまり使わず、手元資金を残して購入することが適している方もいます。
反対に、頭金を入れることで月々の返済額や借入総額を抑えたほうがよい方もいます。
大切なのは、頭金の多さだけで判断せず、購入後の家計全体を考えることです。
物件価格以外の諸費用も確認する
新築戸建て購入では、物件価格以外にも次の費用がかかります。
- 仲介手数料
- 売買契約書の印紙代
- 登記費用
- 司法書士報酬
- 住宅ローン事務手数料
- 住宅ローン保証料
- 火災保険料
- 地震保険料
- 固定資産税・都市計画税の清算金
- 表示登記費用
- 網戸、カーテンレール、照明、アンテナなどの追加設備
- 引越し費用
- 家具・家電購入費
新築戸建てでは、物件によって網戸、シャッター、カーテンレール、
テレビアンテナ、照明、エアコンなどが標準装備に含まれていない場合があります。
「新築だから全部そろっている」と思い込まず、何が付いていて、何が別途必要なのかを確認しましょう。
また、一般的な不動産会社では、仲介手数料だけで100万円を超えるケースがあります。
オヤスク.comでは、対象となる新築戸建てを買主様の仲介手数料無料でご紹介しています。
仲介手数料を抑えることで、家具、家電、引越し費用、オプション工事、将来の生活資金などに回せる可能性があります。
STEP2 住宅ローンの事前審査を受ける
購入条件と予算を整理したら、物件を本格的に探す前、または物件探しと並行して住宅ローンの事前審査を受けます。
住宅ローン事前審査とは
住宅ローン事前審査とは、金融機関が申込者の年収、勤務先、勤続年数、
借入状況、信用情報などを確認し、融資できる可能性を判断する簡易的な審査です。
正式な融資承認ではありませんが、購入できる価格帯を把握するために重要です。
先に事前審査を受けるメリット
購入可能な予算が分かる
不動産ポータルサイトを見る前に借入可能額の目安が分かれば、予算を大きく超えた物件ばかり見てしまうことを防げます。
良い物件が見つかったときに早く申し込める
人気の新築戸建てには、同時期に複数の購入希望者が現れることがあります。
売主は、住宅ローン事前審査が承認されている方を優先する傾向があります。
事前審査を済ませていないと、気に入った物件が見つかってから審査を始める間に、他の方が契約してしまう可能性があります。
住宅ローンの問題を早期に発見できる
事前審査で希望額に届かない場合には、次のような対応を検討できます。
- 借入希望額を下げる
- 頭金を増やす
- 他の借入れを完済する
- 金融機関を変更する
- 収入合算を利用する
- ペアローンを検討する
- 購入時期を変更する
- 物件価格を見直す
問題を契約直前に知るよりも、早い段階で把握したほうが選択肢が増えます。
事前審査で主に確認されること
金融機関によって基準は異なりますが、一般的には次の項目が確認されます。
- 年齢
- 年収
- 勤続年数
- 勤務先
- 雇用形態
- 健康状態
- 車ローン
- カードローン
- クレジットカードの分割・リボ払い
- 携帯端末の分割払い
- 奨学金
- 過去の支払遅延
- 購入物件の担保評価
- 自己資金
- 借入期間
- 毎月の返済負担率
自営業者の場合は、会社員とは異なり、確定申告の所得、事業年数、納税状況などが重視されます。
転職したばかりの方、年収が低い方、シングルマザー、自営業者、
車ローンが残っている方でも、金融機関の選び方によって審査結果が変わる可能性があります。
最初の銀行で否決されたからといって、すべての住宅ローンが利用できないとは限りません。
事前審査に必要となる主な書類
会社員の場合は、一般的に次の書類を求められます。
- 本人確認書類
- 健康保険証等
- 源泉徴収票
- 収入証明書
- 他の借入れが分かる資料
- 購入予定物件の資料
自営業者や会社経営者の場合は、確定申告書、納税証明書、決算書などが必要になることがあります。
オヤスク.comでは、購入希望者の状況を確認し、住宅ローン事前審査の準備や金融機関選びをサポートします。
STEP3 新築戸建てを探す
住宅ローンの目安が分かったら、希望条件に合う新築戸建てを探します。
新築戸建ての主な探し方
新築戸建ては、次の方法で探せます。
- SUUMO
- LIFULL HOME'S
- アットホーム
- 不動産会社のホームページ
- 建売会社のホームページ
- 現地販売会
- 不動産会社からの紹介
- Google検索
- Googleマップ
- SNS広告
多くの方はポータルサイトで物件を探しますが、
同じ新築戸建てが複数の不動産会社から掲載されていることがあります。
同じ物件であれば、所在地、間取り、建物、売出価格は基本的に同じです。
しかし、購入する不動産会社によって、次の点が変わる可能性があります。
- 仲介手数料
- 住宅ローンの提案
- 価格交渉
- 諸費用
- 対応速度
- 物件説明の丁寧さ
- 契約後のサポート
物件選びだけでなく、購入を任せる不動産会社選びも重要です。
他社掲載物件も紹介できる場合がある
不動産ポータルサイトで気になる新築戸建てを見つけた場合、
掲載している会社からしか購入できないと思われる方がいます。
しかし、一般的な新築建売住宅は、複数の仲介会社が取り扱えることがあります。
オヤスク.comでも、SUUMO、LIFULL HOME'S、
アットホームなどに掲載されている新築戸建てを取り扱える場合があります。
気になる物件のURLやスクリーンショットがあれば、次の内容を確認できます。
- 現在も販売中か
- オヤスク.comで取り扱えるか
- 仲介手数料無料の対象か
- 他に申込みが入っていないか
- 価格交渉の余地があるか
- 住宅ローンを利用できそうか
問い合わせた会社で必ず契約しなければならないわけではありません。
ただし、すでに購入申込みを提出している場合や契約交渉が進んでいる場合は、
会社変更によってトラブルになる可能性があります。
進捗状況を正確に伝えて相談しましょう。
物件情報で確認する項目
物件情報を見るときは、価格と間取りだけでなく、次の項目も確認します。
- 所在地
- 最寄駅
- 駅からの距離
- バス便
- 土地面積
- 建物面積
- 間取り
- 完成時期
- 入居可能時期
- 道路の幅
- 接道方向
- 土地の権利
- 用途地域
- 建ぺい率
- 容積率
- 駐車場
- 都市ガスかプロパンガスか
- 上下水道
- 私道負担
- セットバック
- 建築確認番号
- 売主
- 取引態様
特に「取引態様」は、仲介手数料の有無に関係します。
広告掲載会社が売主であれば、通常は仲介手数料がかかりません。
仲介または媒介と記載されている場合は、購入する仲介会社によって仲介手数料が異なる可能性があります。
STEP4 現地見学をする
気になる新築戸建てが見つかったら、現地を見学します。
写真や間取り図だけでは分からないことが多いため、購入判断には現地確認が欠かせません。
完成物件で確認すること
完成済みの新築戸建てでは、次の項目を確認します。
日当たり
日当たりは、方角だけでは判断できません。
隣接建物の高さ、窓の位置、季節、時間帯によって変わります。
可能であれば、午前と午後など異なる時間帯に確認すると安心です。
風通し
窓を開けたときに風が通るか、隣家との距離が十分かを確認します。
間取りと生活動線
間取り図では広く見えても、実際には家具を置くと狭く感じることがあります。
次の動きを想像しましょう。
- 玄関からリビング
- キッチンから洗面室
- 洗濯機から物干し場所
- 買い物から冷蔵庫
- 子ども部屋への動線
- トイレの位置
- 来客時の動線
家具・家電の配置
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ソファ、ダイニングテーブル、ベッドが置けるかを確認します。
搬入経路も重要です。
大型家具が階段を通らない場合、吊り上げ搬入が必要になることがあります。
収納
収納は数だけでなく、奥行き、高さ、位置を確認します。
玄関収納、食品庫、リビング収納、洗面収納、各居室のクローゼットなど、生活用品をどこへ入れるか想像しましょう。
コンセント
家具配置を考えながら、コンセントの数と位置を確認します。
後から増設すると費用がかかることがあります。
階段
階段の幅、傾斜、手すり、明るさを確認します。
小さな子どもや高齢者がいる家庭では特に重要です。
駐車場
自分の車を実際に駐車できるか確認します。
図面上は駐車可能でも、道路幅、電柱、隣家の塀、車のサイズによって出し入れしにくい場合があります。
外構
自転車、バイク、ゴミ箱、物置を置ける場所があるか確認します。
未完成物件で確認すること
建築中や着工前の新築戸建てでは、同じ建売会社の完成済み物件を見学できる場合があります。
ただし、同じ仕様とは限らないため、設備表、仕上表、図面で確認します。
未完成物件では次の点が重要です。
- 完成予定時期
- 引渡し予定時期
- 設備仕様
- 外壁や内装の色
- オプション変更の可否
- 完成が遅れた場合の扱い
- 住宅ローン実行時期
- 現在の住まいの退去時期
周辺環境を確認する
新築戸建ては建物だけで選んではいけません。
一度購入すると、周辺環境を簡単に変えることはできません。
次の項目を実際に歩いて確認しましょう。
- 最寄駅までの道
- スーパー
- コンビニ
- 病院
- 学校
- 保育園
- 公園
- バス停
- 道路の交通量
- 騒音
- 夜間の明るさ
- 周辺の建物
- 工場や倉庫
- 河川
- ハザードマップ
- ごみ集積所
- 近隣の雰囲気
駅徒歩表示は、一定の基準による道路距離で計算されており、信号待ち、坂道、踏切、歩道橋などは考慮されません。
実際に歩いて確認することが大切です。
STEP5 購入申込みをする
購入したい新築戸建てが決まったら、購入申込書を提出します。
購入申込みは、買付証明書と呼ばれることもあります。
購入申込書に記載する主な内容
- 購入希望価格
- 契約希望日
- 手付金の金額
- 住宅ローン利用の有無
- 借入予定額
- 引渡し希望日
- その他の希望条件
購入申込みは、購入の意思を売主へ伝える重要な手続きです。
一般的には売買契約そのものではありませんが、軽い気持ちで提出するものではありません。
資金計画、物件条件、住宅ローンの見通しを確認したうえで提出しましょう。
値引き交渉はできる?
新築戸建てでも価格交渉ができる場合があります。
ただし、必ず値引きできるわけではありません。
交渉の可能性は、次の条件によって変わります。
- 完成からの経過期間
- 売出し開始からの期間
- 他の購入希望者の有無
- 売主の決算時期
- 建売会社の在庫状況
- 値下げ直後かどうか
- 人気エリアかどうか
- 申込み条件
- 住宅ローン事前審査の有無
大幅な値引きだけを求めると、他の購入希望者が優先される可能性があります。
価格だけでなく、引渡し時期、オプション、残置設備、契約条件などを含めて総合的に交渉します。
オヤスク.comでは、仲介手数料無料と物件価格の交渉を分けて考えます。
仲介手数料無料だから値引き交渉ができないということではありません。
申込みの順位は先着順とは限らない
同じ物件に複数の申込みが入った場合、必ずしも最初に申し込んだ方が購入できるとは限りません。
売主は次の条件を総合的に判断します。
- 申込価格
- 住宅ローン事前審査の状況
- 契約可能日
- 手付金の金額
- 引渡し時期
- 条件の少なさ
- 現金購入か住宅ローン利用か
満額で事前審査承認済みの申込みが、値引き条件付きの申込みより優先されることもあります。
良い物件を確実に購入したい場合は、値引き額だけでなく、申込み全体の条件を整えることが重要です。
STEP6 重要事項説明を受けて売買契約を締結する
購入条件が売主に承諾されたら、重要事項説明を受け、売買契約を締結します。
重要事項説明とは
重要事項説明とは、宅地建物取引士が買主に対し、物件や契約に関する重要な内容を説明する手続きです。
主に次の内容が説明されます。
- 登記簿上の権利関係
- 所有者
- 抵当権
- 土地・建物の面積
- 道路
- 私道負担
- 都市計画
- 用途地域
- 建ぺい率・容積率
- 法令上の制限
- 水道・ガス・下水道
- ハザード情報
- 契約解除
- 手付金
- 違約金
- 住宅ローン特約
- 契約不適合責任
- 保証制度
- 管理に関する事項
重要事項説明書は専門用語が多いため、分からない箇所をそのままにしてはいけません。
契約当日に初めて見るのではなく、可能であれば事前に資料を受け取り、確認することが理想です。
売買契約書で確認する内容
売買契約書には、次のような内容が記載されています。
- 売買価格
- 手付金
- 残代金
- 支払日
- 引渡し日
- 所有権移転日
- 住宅ローン特約
- 手付解除期限
- 違約金
- 公租公課の清算
- 設備
- 契約不適合責任
- 引渡し条件
日付と金額は特に重要です。
住宅ローン特約の期限が短いと、融資審査が間に合わない可能性があります。
また、「住宅ローンが希望額まで承認されなかった場合」や「希望する金融機関が否決された場合」の扱いも確認します。
手付金とは
手付金は、売買契約時に買主から売主へ支払う金銭です。
最終的には売買代金の一部に充当されます。
手付金の金額は物件や契約条件によって異なりますが、契約前に現金で用意する必要があるケースが多くなります。
手付金を支払った後、買主の都合で契約を解除する場合、一定の期限までは手付金を放棄して解除する手付解除となることがあります。
期限を過ぎた後の解除は、違約解除となり、より大きな負担が生じる可能性があります。
契約時に必要となる主なもの
- 本人確認書類
- 印鑑
- 手付金
- 印紙代
- 収入印紙
- 住宅ローン関係書類
- 仲介手数料がある場合はその一部または全額
仲介手数料の支払い時期は不動産会社によって異なります。
オヤスク.comの仲介手数料無料対象物件であれば、買主様の仲介手数料はかかりません。
STEP7 住宅ローン本審査を受ける
売買契約を締結した後、金融機関へ住宅ローン本審査を申し込みます。
事前審査に通れば本審査も通る?
事前審査に承認されていても、本審査の承認が保証されるわけではありません。
本審査では、事前審査より詳しい確認が行われます。
- 申込内容
- 収入証明
- 勤務先
- 健康状態
- 団体信用生命保険
- 購入物件の担保評価
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 他の借入れ
- 信用情報
- 自己資金
事前審査後に新しい借入れをしたり、支払いを遅延したりすると、本審査へ影響する可能性があります。
本審査中に避けるべきこと
住宅ローン実行までは、次の行動を避けたほうが安全です。
- 車をローンで購入する
- カードローンを利用する
- クレジットカードのリボ払いを増やす
- 家具・家電を分割払いで購入する
- 転職する
- 退職する
- 支払いを延滞する
- 新しいクレジットカードを多数作る
新居用の家具や家電を早く購入したくなる時期ですが、ローン実行前の高額な分割購入は慎重に判断しましょう。
団体信用生命保険
多くの住宅ローンでは、団体信用生命保険への加入が融資条件になります。
健康状態によっては加入できず、住宅ローンが利用できない場合があります。
一般の団信が難しい場合でも、引受基準を緩和した団信や団信加入が必須ではない住宅ローンを検討できることがあります。
健康面に不安がある方は、物件契約前の段階から相談することが大切です。
金融機関との金銭消費貸借契約
本審査承認後、金融機関と住宅ローン契約を結びます。
これを金銭消費貸借契約、略して金消契約と呼びます。
契約時には、借入額、金利、返済期間、返済方法、毎月返済額、ボーナス返済、団信、諸費用などを確認します。
STEP8 引渡し前の建物確認をする
完成済みまたは完成した新築戸建てでは、引渡し前に建物確認を行います。
内覧会、立会い確認、完成確認などと呼ばれます。
建物確認の目的
引渡し前の建物確認では、契約した内容どおりに建物が完成しているか、傷や不具合がないかを確認します。
主な確認項目は次のとおりです。
建物内部
- 床や壁の傷
- クロスの汚れ
- ドアや窓の開閉
- 建具の調整
- 収納扉
- 床鳴り
- キッチン
- 浴室
- 洗面台
- トイレ
- 換気扇
- 給排水
- コンセント
- スイッチ
- インターホン
- 火災報知器
建物外部
- 外壁
- 基礎
- 屋根の見える範囲
- バルコニー
- 雨どい
- 駐車場
- 門柱
- フェンス
- 玄関ポーチ
- 境界標
- 排水ます
- 外水栓
傷や不具合が見つかった場合は、写真を撮り、補修内容と期限を確認します。
口頭だけでなく、確認表や書面に残すことが大切です。
完璧な無傷を求める場ではない
新築戸建てであっても、施工中や運搬中に細かな傷や汚れが付くことがあります。
生活や機能に影響する不具合は補修を求めるべきですが、
光の角度によってのみ見える極めて細かな傷まで、すべて交換対応になるとは限りません。
重要なのは、構造、雨漏り、給排水、建具、設備など、生活に影響する箇所を確実に確認することです。
引渡し後に保証される内容を確認する
新築戸建てには、構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分に関する保証のほか、設備や仕上げに関する売主独自の保証があります。
保証期間は部位によって異なります。
引渡し時に保証書やアフターサービス基準を受け取り、連絡先を確認しておきましょう。
STEP9 残代金決済・登記・鍵の引渡し
住宅ローン契約と建物確認が終わると、残代金決済を行います。
決済日は、新築戸建て購入における最終手続きの日です。
決済日に行うこと
- 住宅ローンの融資実行
- 売主への残代金支払い
- 固定資産税などの清算
- 登記費用の支払い
- 司法書士による登記手続き
- 各種書類の受領
- 鍵の受領
住宅ローンを利用する場合は、金融機関の店舗や指定場所で行うことがあります。
現在は、事前に振込手続きを行い、短時間で完了するケースもあります。
登記手続き
司法書士が主に次の登記を行います。
- 所有権保存登記
- 所有権移転登記
- 抵当権設定登記
土地と建物の状況によって必要な登記は異なります。
登記が完了すると、新しい所有者として法務局の記録に反映されます。
決済日に支払う主な費用
- 売買代金の残額
- 固定資産税・都市計画税の清算金
- 登記費用
- 司法書士報酬
- 住宅ローン費用
- 火災保険料
- 仲介手数料の残額がある場合
決済直前に慌てないよう、最終資金明細を事前に確認します。
自己資金を入れる場合は、指定口座へ必要額を入金しておきます。
鍵を受け取ったら確認するもの
- 玄関鍵
- 勝手口鍵
- 宅配ボックスの鍵
- 郵便受けの番号
- 設備の取扱説明書
- 保証書
- 建築確認関係書類
- 検査済証
- アフターサービス資料
- 境界関係資料
- 連絡先
書類は住宅ローン控除、売却、リフォーム、保証修理などで必要になることがあります。
まとめて保管しましょう。
STEP10 引越し・入居後の手続きを行う
鍵を受け取ったら、新居への引越しができます。
ただし、入居前後にも複数の手続きがあります。
引越し前に行うこと
- 引越し業者の予約
- 電気の開始手続き
- ガスの開栓予約
- 水道の開始手続き
- インターネット回線
- エアコン設置
- カーテン
- 照明
- アンテナ工事
- 家具・家電の搬入
- 旧居の退去手続き
ガスの開栓には立会いが必要な場合があります。
引越し当日にお湯が使えないと困るため、早めに予約しましょう。
住所変更
- 住民票
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 銀行
- クレジットカード
- 勤務先
- 学校
- 保険
- 携帯電話
- 郵便物の転送
- 車検証
- 通販サイト
住宅ローン控除を利用する場合は、確定申告が必要になるケースがあります。
必要書類を紛失しないように保管しましょう。
入居後の不具合
入居後に設備の不具合や建物の異常を発見した場合は、売主やアフターサービス窓口へ連絡します。
不具合を発見したら、次の内容を記録しましょう。
- 発見日
- 発生場所
- 症状
- 写真や動画
- 使用状況
- 連絡した日時
- 担当者名
自分で修理してしまうと保証対象外になる可能性があるため、先に売主へ確認します。
新築戸建て購入にかかる期間
新築戸建て購入にかかる期間は、物件の完成状況によって変わります。
完成済み物件
完成済みで住宅ローン審査も順調な場合、売買契約から引渡しまで約1か月程度で進むことがあります。
主な流れは次のとおりです。
- 物件見学
- 購入申込み
- 売買契約
- 住宅ローン本審査
- 金銭消費貸借契約
- 建物確認
- 決済・引渡し
未完成物件
未完成物件では、完成予定日まで数か月待つことがあります。
売買契約は先に締結し、完成後に建物確認と引渡しを行います。
完成が遅れる可能性も考え、現在の賃貸住宅の解約日や引越し日を早く確定しすぎないことが大切です。
物件探しの期間
物件探しの期間には個人差があります。
1日で決まる方もいれば、半年以上探す方もいます。
長く探せば必ず良い物件が見つかるとは限りません。
希望条件、予算、購入時期を整理し、条件に合う物件が出たときに判断できる準備をしておくことが重要です。
新築戸建て購入の流れでよくある失敗
失敗1 住宅ローン審査を後回しにする
良い物件が見つかってから事前審査を始めると、他の購入希望者に先を越される可能性があります。
物件探しと並行して早めに事前審査を受けましょう。
失敗2 物件価格だけで予算を判断する
物件価格以外にも、登記、住宅ローン、火災保険、引越し、家具・家電などの費用がかかります。
総額を確認してから申込みを行いましょう。
失敗3 仲介手数料を比較しない
同じ新築戸建てでも、購入する不動産会社によって仲介手数料が100万円以上違う場合があります。
物件だけでなく、不動産会社ごとの購入諸費用も比較しましょう。
失敗4 周辺環境を見ない
昼間だけでなく、夜間、平日、休日の状況が異なることがあります。
騒音、交通量、通学路、街灯なども確認しましょう。
失敗5 住宅ローン本審査前に新しい借入れをする
車や家具をローンで購入すると、住宅ローン審査に影響する可能性があります。
住宅ローン実行までは新規借入れを避けることが安全です。
失敗6 契約内容を理解せず署名する
住宅ローン特約、手付解除、違約金、引渡し日などを理解せず契約すると、大きな損失につながる可能性があります。
分からない言葉は必ず質問しましょう。
失敗7 オプション費用を確認しない
網戸、カーテンレール、アンテナ、照明、エアコンなどが別途費用になることがあります。
入居までに必要な費用を一覧にしましょう。
失敗8 引渡し前確認を急いで終える
建物確認では、傷だけでなく、ドア、窓、設備、水回り、外構などを丁寧に確認します。
時間に余裕を持って行いましょう。
新築戸建てを購入する不動産会社の選び方
新築戸建ては、物件そのものだけでなく、どの不動産会社から購入するかも重要です。
諸費用を明確に説明する会社
契約直前ではなく、検討段階で資金計画書を提示し、支払う費用を説明する会社を選びましょう。
メリットだけでなく注意点も説明する会社
売りたい物件の良い点だけでなく、道路、周辺環境、日当たり、間取り、将来の売却などの注意点も説明する会社が安心です。
住宅ローンに詳しい会社
住宅ローンは、金融機関によって審査基準や金利、手数料が異なります。
単に提携銀行へ申し込むだけでなく、購入者の状況に合う金融機関を提案できる会社を選びましょう。
契約を急かしすぎない会社
人気物件では迅速な判断が必要ですが、重要事項や資金計画を説明せず契約を迫る会社には注意が必要です。
仲介手数料を比較する
仲介手数料が高いからサービスが良い、無料だからサービスが悪いとは限りません。
何をサポートしてくれるのか、別途費用がないか、総支払額はいくらかを比較しましょう。
オヤスク.comの新築戸建て購入サポート
オヤスク.comでは、対象となる新築戸建てを買主様の仲介手数料無料でご紹介しています。
仲介手数料無料でも、物件紹介だけで終わるわけではありません。
主に次の流れをサポートします。
- 購入条件の整理
- 資金計画
- 住宅ローン相談
- 事前審査
- 他社サイト掲載物件の確認
- 現地見学
- 物件の注意点説明
- 購入申込み
- 価格・条件交渉
- 重要事項説明
- 売買契約
- 住宅ローン本審査
- 金融機関との手続き
- 引渡し前の建物確認
- 残代金決済
- 鍵の引渡し
- 購入後の相談
SUUMO、LIFULL HOME'S、アットホームなどで見つけた新築戸建ても、オヤスク.comから購入できる場合があります。
物件ページのURLやスクリーンショットをお送りいただければ、現在の販売状況、取扱いの可否、仲介手数料無料の対象かを確認します。
よくある質問
Q1.新築戸建て購入は何から始めればよいですか?
最初に予算と希望条件を整理し、住宅ローン事前審査を受けることをおすすめします。
購入可能額が分かれば、現実的な価格帯で物件を探せます。
Q2.物件探しと住宅ローン事前審査はどちらが先ですか?
同時進行でも構いませんが、良い物件が見つかる前に事前審査を済ませておくとスムーズです。
Q3.新築戸建て購入にはどのくらいの期間がかかりますか?
完成済み物件では、契約から引渡しまで1か月から2か月程度が目安です。
未完成物件は、完成時期によって数か月かかることがあります。
Q4.頭金ゼロでも購入できますか?
住宅ローン審査に通れば、頭金ゼロで購入できる可能性があります。
ただし、年収、他の借入れ、信用情報、物件評価などによって結果は異なります。
Q5.購入申込みをしたら必ず契約しなければいけませんか?
購入申込みは一般的に売買契約そのものではありません。
ただし、売主との交渉が始まる重要な意思表示なので、十分に検討してから提出しましょう。
Q6.新築戸建ては値引きできますか?
売主の販売状況や他の申込みの有無によっては可能です。
すべての物件で値引きできるわけではありません。
Q7.同じ物件を複数の不動産会社が掲載しているのはなぜですか?
売主が複数の仲介会社へ販売を依頼しているためです。
同じ物件でも、購入する会社によって仲介手数料やサポート内容が異なることがあります。
Q8.他社サイトに掲載されている物件もオヤスク.comで購入できますか?
オヤスク.comで取り扱える物件であれば可能です。
物件URLやスクリーンショットから確認できます。
Q9.仲介手数料無料でも住宅ローン相談はできますか?
可能です。
オヤスク.comでは、事前審査から本審査、金融機関との手続きまでサポートします。
Q10.仲介手数料無料だと価格交渉はしてもらえませんか?
仲介手数料無料と価格交渉は別です。
物件の販売状況を確認し、交渉できる可能性があれば売主へ相談します。
Q11.売買契約時にはいくら必要ですか?
主に手付金と印紙代が必要です。
仲介手数料がかかる会社では、契約時に仲介手数料の一部または全額を支払う場合があります。
Q12.住宅ローン本審査に落ちたらどうなりますか?
適切な住宅ローン特約が付いており、期限や条件を満たしていれば、契約を白紙解除できる場合があります。
契約前に特約内容を必ず確認してください。
Q13.建物確認には専門家を連れて行くべきですか?
必須ではありませんが、希望する場合はホームインスペクターなどへ依頼する方法があります。
費用と確認範囲を事前に確認しましょう。
Q14.鍵を受け取った日に引越しできますか?
可能ですが、決済や鍵の受領が遅れる可能性もあります。
余裕を持って翌日以降に引越しを設定すると安心です。
Q15.新築戸建て購入で最も重要なことは何ですか?
物件価格だけで決めず、資金計画、住宅ローン、周辺環境、契約条件、諸費用を総合的に確認することです。
まとめ|購入の流れを知れば新築戸建て選びは安心して進められる
新築戸建て購入の基本的な流れは、次の10段階です。
- 希望条件と予算を整理する
- 住宅ローン事前審査を受ける
- 新築戸建てを探す
- 現地見学をする
- 購入申込みをする
- 重要事項説明を受けて売買契約を締結する
- 住宅ローン本審査を受ける
- 引渡し前の建物確認をする
- 残代金決済と登記を行う
- 鍵を受け取り入居する
初めての新築戸建て購入では、物件探しだけに意識が向きがちです。
しかし、本当に重要なのは、購入前の資金計画と住宅ローン準備、現地確認、契約条件、諸費用です。
特に仲介手数料は、購入する不動産会社によって大きな差が生じます。
同じ新築戸建てでも、一般的な不動産会社では100万円を超える仲介手数料がかかる一方、オヤスク.comでは対象物件を買主様の仲介手数料無料でご紹介できます。
すでに気になる新築戸建てがある方は、物件ページのURLやスクリーンショットをお送りください。
現在も販売中か、オヤスク.comで取り扱えるか、仲介手数料無料の対象か、住宅ローンの見通し、購入諸費用の総額を確認します。
これから探し始める方も、予算や希望エリアが決まっていない段階から相談できます。
新築戸建てを仲介手数料無料で購入したい方は、オヤスク.comへご相談ください。
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なぜオヤスク.comは仲介手数料無料なのに“選ばれる”のか? 足立区・葛飾区で新築戸建てを購入するなら知っておきたい「本当の理由」
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